市立日本民家園の旧原家で4月24日、古民家カフェ「はらっぱ」が始動した。運営するのは市民活動の中間支援を担う多摩区ソーシャルデザインセンター(SDC)。気軽に集える地域の居場所「まちのひろば」の一つとして、コミュニティの場づくりを目指す。
初日は約40組、100人近くが来訪。コーヒーや和菓子、ケーキなど地元店の協力でメニューを揃え、地場野菜も販売した。スタッフは子ども食堂などに携わってきた荒川有美さん(36)と、飲食未経験の4人の学生。「接客から調理まで初日で大変だったが、来る方に古民家の魅力も知ってもらいたい」と大学3年の松本直輝さん(21)。荒川さんは「学生の成長が楽しみ。ここでの経験が社会につながれば」と思いを語った。
旧原家は1911年に建築された市重要歴史記念物。同建物では8年前に初めてカフェが開かれ、いくつかの事業者が運営してきた。同園の広報担当は「建物を傷つけないように対応していただいている。特に今回は感染対策が重要」と、換気や座席配置の工夫等を呼びかけている。
カフェ開店日は土日祝日、7月と8月および12月と1月は休業。同園の入園料が必要となる。
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