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多摩区・麻生区 社会

公開日:2022.12.02

生田東高生
飲料水で初期消火
多摩消防署から感謝状

  • (右から)宮地校長、カビッティンさん、村上署長

 県立生田東高校(宮地淳校長)1年のカビッティン・ジョシュア・賢さんが火災の初期消火に貢献したとして、多摩消防署(村上治三郎署長)が11月21日、同校で感謝状を贈呈した。

 カビッティンさんは10月28日の下校時、友人らと生田駅方面へ歩いていたところ、生田8丁目9番10号敷地内の自動販売機裏で炎が立ち上がっているのを発見。自販機で500ミリリットルの飲料水を4本購入し、初期消火を行った。友人が学校に報告し、消防へ通報。カビッティンさんは「煙の臭いがした。とっさの判断で行動できてよかった」と振り返った。

 飲料水の購入には交通系ICカードを使ったといい、宮地校長は「学内の自販機もICが使える。小銭がなくても活用できる」とカビッティンさんの行動を賞賛。感謝状を手渡した村上署長は「自販機で消火に至ることはめったになく、思いつかない。沈着冷静な行動で、表彰に値する」と評価した。表彰時点で出火原因は調査中という。

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