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多摩区・麻生区 政治

公開日:2023.04.28

課題解決へ「自ら動く」

 南生田小、南生田中出身の長沢っ子。日大櫻丘高校や日本大学ではアメリカンフットボールに打ち込んだ。体を張って相手をブロックし味方の攻撃を補佐する「自己犠牲のポジション」と言われるオフェンスラインを務め「性格的には合っていた」と微笑む。

 シングルファーザーになり、2人の息子との時間を大切にしようと11年間務めた銀行を退職。14年間、保育士やNPO法人代表理事としてコミュニティーカフェ、寺子屋の運営など地域活動に奔走した。「立場を変えればもっと人に喜んでもらえる」と知人に説かれ4年前、エプロン姿でのポスターをひっさげ市議会議員に立候補。当選を果たした。

 立場は変われど「自ら動く」スタイルを一貫してきた。率先して行動し、人と人をつなぎ地域課題の解決を図る自身を「個人版の中間支援組織」と称する。

 息子の成人を見届け、5年前に再婚。愛犬のトイプードルが癒しで、「寝起きが一番の至福の時」と目じりを下げる。

 多摩区の魅力は「まず緑が豊か」。加えて、Ankerフロンタウン生田、登戸駅や向ヶ丘遊園駅周辺には新たなレジャー施設や商業ビル建設が待ち構え、観光面の地域振興に期待する。一方で、地元長沢をはじめ、交通不便地が多いことなどを課題に挙げる。

 新たな任務に向け、まずは小学生の長期休みに学童保育や自宅へ地域飲食店による弁当を届ける仕組みの構築に取り組む構え。また、継続して取り組んでいる地域コミュニティー交通導入の実現にも注力する考えだ。

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