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公開日:2023.07.14
多摩区とフロンターレ
「まちづくり」で連携
包括協定を締結
川崎市と(株)川崎フロンターレはこのほど、多摩区のまちづくりに関する包括連携協定を締結した。協定に基づき、多摩区の自然環境を生かしたまちづくり、スポーツを通じたコミュニティーの活性化などを、連携して推進していく。
市と同社の間では2010年に宮前区、21年に川崎区と高津区に関して同様の協定が結ばれており、それぞれの区の特徴を生かしたまちづくりを連携して推し進めている。今年3月に、生田浄水場用地に同社が運営するスポーツ広場「Ankerフロンタウン生田」がオープンしたことを機に今回、多摩区についても協定を締結した。
連携・協力事項には、【1】自然環境を活かしたまちづくり【2】地域コミュニティの活性化【3】スポーツ・観光など、地域資源を活かしたまちづくり【4】健康増進、子育てその他地域福祉【5】地域防災、交通安全その他安全・安心なまちづくり【6】環境衛生、環境美化【7】地域の魅力発信【8】その他地域課題の解決―を掲げる。加えて、来年度に迎える市制100周年と、全国都市緑化かわさきフェアを見すえた連携も図る。
具体的な取り組みとして、6月からスポーツ推進事業の共同企画でポールウォーキングストレッチ教室が行われており、8月には川崎ブレイブサンダースからコーチを招いた夏休みバスケット体験会、11月にはキッズスポーツフェスタなどの開催が予定されている。また、区主催で8月4日に開かれる「夏休み!多摩区エコフェスタ」ではAnkerフロンタウン生田が会場を提供する。
互いの強み生かす
今回の協定を受けて区の担当者は、「多摩区の自然環境とフロンターレの地域とのつながり、それぞれの強みをより生かし、区民のプラスとなる取り組みを進めていきたい」と展望を語る。Ankerフロンタウン生田の浦野珠里支配人は「区と協定を結んだことで互いの力を出し合い、区民の方に『この区に住んで良かった』と思っていただけるまちづくりをしていけたら。川崎フロンターレが目指す『この町に笑顔を!』を胸に、多摩区のみなさんがスポーツを通して健康で笑顔になることを願って活動していく」と抱負を述べた。また、多摩区町会連合会の濃沼健夫会長は「この包括契約を通して、Ankerフロンタウン生田が地域の皆さんのスポーツや憩いの場となり、多摩区の新しいまちづくりの一環になってくれることを大いに期待している」と話した。
協定締結を記念して6月2日には、Ankerフロンタウン生田で、多摩区の藤井智弘区長と同社の吉田明宏社長による対談などを行う締結式が実施されている。
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