市政報告【5】 ふるさと納税の課題と受入実績の向上へ みらい川崎市議会議員団 嶋田和明
決算審査特別委員会でふるさと納税について質問しました。令和5年度の本市の市民税の流出額は、121億1500万円で全国で4位となっています。横浜市等の上位3市は地方交付税の交付団体であるため、流出分の75%は国から補填されますが、本市は、不交付団体であるためそのまま減収となります。10月よりふるさと納税制度が改正され、「必要経費を含めて5割」や、地場産品の基準等ルールが厳格化されました。引き続き国に対し制度の見直しを求める一方、本市が持つ魅力を発揮し寄附メニューを増やすなど、受入実績の向上に取り組むことが必要です。
10月より「かわさきTEK TEK」というウォーキングアプリが始まりました。このアプリへの応援もふるさと納税の寄附メニューに追加されています。このアプリの仕組みは、参加者が歩いてアプリ内でためたポイントを応援したい市立小学校や小学部を含む特別支援学校から選んで寄附します。学校では寄附されたポイント数に応じた応援金を市から受け取り、子ども達の学校生活を充実させるために活用します。18歳以上から誰でも参加でき、市内在住・在勤・在学者には企業等による応援特典もあり、効果が楽しみです。
引き続き、皆さまからのご意見等をお寄せください。
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