サッカーJ1・川崎フロンターレが1月11日、市内商店街への新年あいさつ回りを実施。区内では、宿河原駅前商店会(高橋利之会長)と長沢商店会(原山修会長)、中野島商店会(広田光治会長)を選手らが訪れた。
宿河原では、大南拓磨選手(26)が商店会を巡回。店舗従業員や地域の人と写真を撮影したりサインを書いたりとふれあった。中華料理店では店主自慢の餃子をおいしそうにほおばる場面も見られた。サインをもらった石田満さん(8)と菜月さん(10)、馬場海翔さん(8)は「宿河原に来てくれてうれしい」「試合で活躍している選手に会えた」「めったに近くで見られないからうれしい」と喜びの表情を見せた。大南選手は「皆さんがいてこその自分たち。こうやって応援してもらえるとより一層力が入る。今年はJリーグのタイトルをしっかりと取りにいきたい」と決意を述べた。商店会の高橋会長は「毎年来ていただいている。こうしたご縁をまたいただき地域で盛り上げていけたら」と話した。
長沢では、松井蓮之選手(23)がサイン会を開催。会場となったASA南生田に行列ができた。女子のクラブチームに所属してサッカーをしているという近隣在住の女性(17)は「松井選手は自分のポジションと近く、応援している。地元に来てくれてうれしい。とても緊張した」と話した。近隣にある高校のサッカー部員らも興奮を隠せない様子でサインをもらった。商店会の原山会長は、「毎年選手が来てくれている。また、寒い中でたくさんの人がサイン会に参加してくれた」と感謝の言葉を述べた。
中野島では、車屋紳太郎選手(31)と田邉秀斗選手(21)が店舗を巡った。中安果樹園に設けられた会場でファンと写真撮影する姿が見られた。サイン色紙も手渡した。車屋選手は「多くの店舗を巡り、直接応援の声が聞けた。期待に応えられるようプレーしたい」、田邉選手は「初の商店街回り。多くの応援に感謝したい」と思いを語った。広田会長は「天皇杯優勝という素晴らしい成績を収めた。今年はリーグ優勝を目指して飛躍してほしい。一致団結して中野島から声援を送りたい」と話した。15年以上にわたりクラブを応援してきた女性は「一緒に記念撮影と話ができ思い出になった。今後も応援したい」と笑顔を見せた。
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