多摩区・麻生区 スポーツトップニュース
公開日:2024.02.16
生田HCB女子6人
ハンドボール関東3位に
神奈川選抜として貢献
小学生ハンドボールクラブ「生田HCボンバーズ」(以下、生田)に所属する女子選手6人が、1月20日・21日に小田原市で行われた第8回関東小学生選抜ハンドボール大会に神奈川選抜として出場し、第3位となった。生田のコーチで、選抜チームの監督を務めた阿部華恵さん(48)は、過去最高の成績を収めた選手たちを「練習でやってきたことを120%出し切ってくれた。素晴らしいチームだった」とたたえた。
選抜チームには、昨年9月の選考会を経て、横浜市、川崎市で活動する6チームから14人が選ばれた。そのうち生田からは石田倖菜さん、伊藤圭那さん、黒江陽色さん、鈴木紗知さん(以上6年)、杉浦葉奈さん、西田チハルさん(以上5年)の6人が参加し、10月から始動。数回の練習を重ねた。チームメイトは日ごろから県内の大会でしのぎを削っているライバルたち。生田の主将で、選抜でもキャプテンを任された伊藤さんはチームづくりについて、「一回一回の練習で、動きやパスに関して、みんなでたくさん会話を交わした」と振り返る。
チームが一つに
関東大会に臨むにあたり、生田で副主将を務める石田さんは「選んでもらったことに感謝して一戦ずつ大切に戦おうと思った」と明かす。その大会では、3チームごとに3つに分かれて争う予選リーグで強敵の東京を18対12で撃破し波に乗ると続く栃木にも33対17で快勝。予選1位の3チームによる決勝リーグでは優勝した群馬に善戦するも及ばず、茨城には1点差で惜敗したが、過去に1位リーグ進出がなかったという神奈川選抜を関東3位に押し上げた。伊藤さんは「初の神奈川県開催で3位という結果を残せてうれしい」、石田さんは「チームが一つになれた」と喜びを分かち合った。
「みんなとなら勝てる」躍進支えたチームワーク
監督の阿部さんは、選抜チームが発足し、練習を見ているうちに、「上位を狙える」と感じていたという。「オフェンス力はあった。一方でディフェンスが良くなかった」。そこでまず守備を意識させると、選手はすぐに技術を吸収。「素直な子たちで練習するたびに力をつけていった」
そして、何よりも向上したのが「チーム力」だった。伊藤さんが「みんなとなら勝てるという自信があったから、大会前もあまり緊張していなかった」と笑顔を見せると、石田さんは「決勝リーグ進出を決めた試合ではメンバー全員がコートに立ち、心一つになって戦った」とチーム一丸となってもぎとった一勝を振り返った。
阿部さんは、「選手たちが、悔しいという気持ちよりも、このチームが終わってしまうことが残念だと言って泣いていたのが印象的だった」と述べ、「1位を目指そうと話していて、結果だけ見れば(目標に)届いていないが、やってきたことを全て出し切れた。見ていて感動した」と選手たちをたたえた。
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