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カリタス幼稚園 「スティールパン」に夢中 音楽表現から芽生える探求心
カリタス幼稚園(多摩区中野島)の園児は、中南米トリニダード・トバゴ発祥の楽器「スティールパン」に夢中。年長が演奏する姿に年少・年中は憧れのまなざし。
表現活動の一環で同園には世界の珍しい楽器がいっぱい。中でも教員の心に響いたのがドラム缶で作られたスティールパンの魅力的な音色だった。「子どもたちに紹介したい」。保護者をとおして講師を紹介してもらい、演奏を聴き、昨年度末から園児たちも練習開始。楽器も少しずつ買い足し28台まで増やした。
楽器にふれる中、ある子はトリニダード・トバゴの国旗を家で描き、またある子は空き缶で楽器を自作してきた。「家庭でも話題になっているのだと感じた。何よりも自ら学び探求する心が子どもに芽生えていることがうれしい」と教員は声を揃える。園児は音楽に親しみながら主体性を磨いている。
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