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多摩区・麻生区 コラム

公開日:2025.03.21

区民記者が走る! vol.45 2025年March
市街化区域にある、緑地保全地区を守り育てる

  • 木々の様子をつぶさに調べ、危険木や枯死木を選定し、届出を行い、森を守り育てていく

  • 神澤秀夫記者

 特別緑地保全地区というのがある。ここ麻生区にもいくつかあり、そのうちの一つ「柿生の里特別緑地保全地区」を活動拠点としている団体がある。「柿生の里クラブ」だ。

 同保全地区は、多摩丘陵のナラやクヌギ、ヤマザクラなどの雑木林や竹林、禅寺丸柿や梅、椿などの庭木もあり、広さは19,000平方メートル余。柿生のまちに残された、緑の場だ。

 柿生の里クラブは2010年に結成され、「地域の自然・歴史・文化を生かした昔ながらの里山の再生を目指し、『未来へ手渡す豊かな多摩丘陵』となるように」が活動目標。

 保全管理の基本となるよう同保全地区を13のゾーンに分け、植生に合った作業を心掛ける。そのためには、【1】「ゾーンごとの自然を調べ、知って・森を守る」【2】「間伐や草刈り、伐採など適度な作業をして森を整える」ことが大事。また安全面に配慮し、山道を整え枕木で階段を作り、広場での机や椅子も作っている。

区民記者とは?

地域活動が盛んな麻生区で活動する団体にスポットライトをあてるために、麻生市民交流館やまゆりを運営する認定NPO法人あさお市民活動サポートセンターが中心となって、文章を書くことが好きな区民で活動しています。

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