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川崎市子ども夢パーク 「あそぼうデイズ」今年も 初の解体イベント好評

社会

公開:2025年4月30日

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中田悠真さん(右)と豊さん
中田悠真さん(右)と豊さん

 川崎市の「子どもの権利に関する条例」に基づく社会教育施設「川崎市子ども夢パーク」(高津区)で4月19日、施設内に蓄積した壊れた家具などを解体して再利用につなげる「かいたいまつり」が開かれ、市内外から約50人が参加した。

 川崎市子ども夢パーク(以下「夢パーク」)では、市民有志が多様な形で施設運営にかかわる利用者懇談会「つくりつづける会」がある。この会の中で、「夢パーク」内に散在している壊れかけの机や椅子などに関し、「解体して再利用につなげる企画をやろう」との提案があり、「かいたいまつり」と名付けてイベントを企画。19日には市内外から親子連れが集まり、主に木製の壊れた椅子や机、看板など約20点を、ドライバーやのこぎりなどの工具を使って解体した。

 東京都国立市から父と参加した小学校1年生の中田悠真さん(6)は、電動ドライバーを使って釘を上手に抜き取り、木製の机を手際よく解体した。日ごろからDIYを楽しんでいるといい、父の豊さん(32)は「今日も張り切って来ました」。

 この日は市の環境局が保有する学習用の「スケルトンごみ収集車」や、市のリサイクルキャラクター「かわるん」も参戦。ごみ分別の大切さなどをアピールした。

 「夢パーク」所長の友兼大輔さんは「初めてのイベントだったが、たくさんの人に集まってもらえた。作ったものを自分が片付けるという意識づけになればうれしい」と話していた。

 大型連休中は、「夢パーク」恒例の「とことん遊ぼうデイズ」を開催する。5月3日には文字通り、大きなこいのぼりを作って遊ぶ「巨大こいのぼりづくり」▽4日は段ボールなど様々な素材を使って自由にものづくりを楽しむ「ものづくりして遊ぼう」▽5日はパン生地を棒に巻いて焚火で焼く「遊ぼうパンづくり」がある。3日と4日は午前10時半〜、5日は午後2時〜で、パン生地の準備は約100人分の予定。

 問い合わせは「夢パーク」(【電話】044・811・2001)。

昨年の「巨大こいのぼりづくり」(川崎市子ども夢パーク提供)
昨年の「巨大こいのぼりづくり」(川崎市子ども夢パーク提供)

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