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多摩区・麻生区 意見広告

公開日:2025.07.04

市政報告㉕
川崎市平和館の取組について
みらい川崎市議会議員団(多摩区)嶋田和明

 平和館は、1992年4月15日の川崎大空襲の日に開館しました。今年もこの日を中心に約2カ月にわたって、川崎大空襲記録展が開かれました。今回は、市制100周年記念事業によるAI画像認識技術と空襲体験者の証言にもとづいてカラー化された写真が展示されました。戦争の実状や悲惨さを語り継ぐ貴重な資料となっています。

 記録展では、学童疎開の生活の様子の絵画も数多く展示されました。本市では、およそ7100名の児童が1944年8月より終戦による疎開解散まで厳しい生活を送りました。1985年に戦後40年を記念して、市民や教職員による実行委員会によって、疎開先であった伊勢原市の大山と多摩区の枡形山に記念碑「輝け杉の子像」が設置されました。本市における学童疎開の記録を次の世代に伝えていく取組について質問しました。

 市民文化局長からは、「常設展示のコーナーの中で、疎開先での生活の様子を映像資料として展示しており、さらに深く知りたい方々には情報シートの提供を行っているほか、図書コーナーやDVDコーナーにおいて学習することも可能です。今後は、複製した絵を希望する団体等へ貸し出すなど、学童疎開の記録を次の世代に伝えるための取組を進めていきます」との答弁でした。

 戦後80年を迎え、引き続き、より多くの市民・子どもたちが平和館を訪問されるよう、様々な企画やホームページ等の充実に期待します。

嶋田和明

川崎市多摩区西生田2-1-3

TEL:044-819-5238

http://shimadak.net/

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