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多摩区・麻生区 意見広告

公開日:2025.09.05

市政報告㉗
熱中症対策と救急隊について
みらい川崎市議会議員団(多摩区)嶋田和明

 熱中症は、高温多湿な環境下で、発汗による体温調節等がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態で発症します。屋外だけでなく室内で何もしていない時でも発症し、重大な障害が残ることもあります。

 6月の代表質問で昨年の熱中症による救急搬送の状況と傾向について伺いました。消防局長から「熱中症による救急搬送状況等については、昨年の搬送人員は759人で、重症21人、中等症215人、軽症523人となっており、年々増加傾向で令和6年は過去最多の搬送人員となっています」との答弁でした。

 昨年4月に「消防署所の整備・維持管理の考え方」が示され、令和9年度に高津消防署子母口出張所に救急隊が配備される予定です。今後も夏の救急需要の増加が予想され、消防署所の老朽化対策と救急隊増隊の双方に対応した長期的な整備計画が必要と考え、見解と対応を伺いました。

 当局からは「以降の整備対象施設については、築年数の古い順に、幸消防署平間出張所、宮前消防署犬蔵出張所、高津消防署新作出張所を優先的に整備します。救急隊の適性配置については、すでに配置されているデイタイム救急隊、新たに子母口出張所に配置予定の救急隊による波及効果等をふまえて、必要な消防力の確保に向けて関係局と調整してまいります」との答弁でした。

 まずは自助として、過信せずに日頃より健康管理と熱中症対策を心がけることが大切です。

嶋田和明

川崎市多摩区西生田2-1-3

TEL:044-819-5238

http://shimadak.net/

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