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多摩区・麻生区 社会

公開日:2025.09.05

梨、ブドウの出来栄え競う
市内産果樹の品評会

  • 後期の部で審査にあたる笹田さん(左)=提供

 JAセレサ川崎は、川崎市内で生産された果樹を対象にした「令和7年度川崎市梨・ぶどう品評会」を8月18日と29日に開催した。

 市内の果樹生産者の栽培技術向上や優良品種の普及を図り、都市農業の理解促進と消費拡大を目指して実施されているもの。18日に川崎市農業技術支援センター(多摩区)で行われた前期の部では、梨が55点、ブドウが12点出品された。前期の部の最高賞にあたる川崎市長賞は、多摩区菅稲田堤の白井正壽さん(55)が梨(幸水)で受賞した。入賞は特別賞11点、 優秀賞2点、優良賞6点、佳良賞11点、努力賞2点だった。

 29日にJAセレサ川崎菅支店(多摩区)で行われた後期の部では、梨61点、ブドウ6点が出品。品評会最高位にあたる神奈川県知事賞は梨(豊水)で、ブドウの最高位の川崎市議会議長賞はシャインマスカットで、いずれも白井さんが受賞した。入賞は特別賞9点、優秀賞2点、優良賞4点、佳良賞14点だった。審査長を務めた神奈川県農業技術センター横浜川崎地区事務所の笹田昌稔主査は「梅雨にまとまった雨が降らなかったが、生産者による灌水(水やり)などでサイズも揃い、平年並みの甘さが出た。自信を持って販売してほしい」と講評した。

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