多摩区・麻生区 意見広告
公開日:2025.10.03
市政報告㉘
川崎市の平和教育について
みらい川崎市議会議員団(多摩区)嶋田和明
1982年に全国に先駆け「核兵器廃絶平和都市宣言」を行った本市において、伝承含めて次世代につながる平和教育をどのように構築していくのか質問しました。
市長は「戦後80年を迎え、戦争体験者や被爆者の高齢化が進み、戦後生まれの方が9割となった今こそ、戦争体験を風化させず、より多くの市民に戦争の悲惨さや平和の尊さを継承していく必要があり、特に次代を担う若い世代が平和について自分事として考え、その思いを共有できる環境づくりをすることが大変重要であると考えている」と答弁しました。
次に、学校では平和教育として、各小・中・高等学校の判断のもと教科学習や総合の時間等で平和教育が行われてきました。そうした好事例を共有し展開するなど、平和学習を深めていくべきと考え質問しました。
教育長は「次世代の平和の担い手を育てる観点から、子どもたちが平和の尊さを実感し、その実現に向けた努力の大切さに気付く授業実践を行うことが重要である。研究会等に働きかけながら、広島への修学旅行を含めた平和学習に関する事例等を共有するなど、引き続き平和教育の推進に努めていく」と答弁しました。
私は、平和都市を宣言した本市において、児童生徒が発達段階に応じて、川崎大空襲や学童疎開等の戦禍を学び、当時の人々の苦難に思いを寄せながら、恒久の平和と人々の幸せを希求し続けていくことを願って、取り組んで参ります。
嶋田和明
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川崎市多摩区西生田2-1-3
TEL:044-819-5238
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