中原区版 掲載号:2018年2月16日号 エリアトップへ

川崎市 「空き家」判定に640軒 所有者の意向確認、開始へ

社会

掲載号:2018年2月16日号

  • LINE
  • hatena
昨年実施された空き家対策セミナー(神奈川新聞社提供)
昨年実施された空き家対策セミナー(神奈川新聞社提供)

 空き家の実態把握のために川崎市が実施した現地調査が先月公表され、昨秋時点で市内に約640軒の空き家があることが分かった。建物の有効活用に向け、市は来年度から所有者の意向確認に着手する方針だ。

 調査対象は市内の戸建て住宅で、市消防局が定期巡回する743軒と、市民から相談が寄せられた99軒など848軒。昨秋から約1カ月間、市職員が建物外観を目視して回った。

 電気メーターの使用頻度や洗濯物の有無、建物の傾き、老朽化の度合い、雑草、ごみの状態などを確認し、約640軒を空き家に判定。このうち倒壊の危険など構造上の問題がある建物は8軒、衛生面や景観面で周囲への影響が大きい建物は78軒だった。これまでに各区役所には「草木が荒れてハチや蚊が発生している」「物干し場が倒れそう」などの相談が周辺住民から寄せられているという。

 市は有識者らによる対策協議会と連携して3月までに調査結果をまとめ、建物の利活用の意向などを確認する所有者へのアンケート調査を4月以降に行う計画だ。所有者に売却や賃貸管理などの考えがあれば、市が民間事業者を紹介するなど改善策を後押しする。市の担当者は「地域開放を希望する場合は、地元団体との連携を模索していく。現状の空き家でごみや草木の処理など早急に対応できるものについては、関係部局が対応する」と話す。

住宅密集地に懸念

 2013年の総務省による調査では、総住宅数に占める管理不十分な「その他の住宅」の割合は、全国の5・3%に比べて川崎市は1・8%と政令指定都市で最も低い。しかし、市南部は狭あい道路や木造住宅密集地が多い傾向にあるほか、北部では高齢化による空き家の増加が懸念されている。

 市は「空家等対策計画」を昨年策定し、2021年までの5カ年計画で進めている。空き家を有効活用することで市民の生活環境を守り地域活性化につなげるほか、空き家を増やさないためのセミナー等を開催し市民の意識向上をめざす。

「人口増加が進む川崎市は他都市より空き家は少ないが、周辺住宅に悪影響があるのは事実。持ち家があれば、今後の管理などについて家族で話し合ってほしい」と呼びかける。

ランドマーク税理士法人の代表

川崎で5/25『相続専門の税理士法人、父の相続を担当する』出版記念セミナー

https://www.landmark-tax.com/

<PR>

中原区版のトップニュース最新6

待機児童 2年連続ゼロ

川崎市

待機児童 2年連続ゼロ 社会

保留は1,552人に減少

5月20日号

児童合唱団「魅力を次代へ」

児童合唱団「魅力を次代へ」 教育

市連盟が支援、区内拠点に

5月20日号

18年ぶり減少

中原区子ども人口

18年ぶり減少 社会

市内最多の3万3751人

5月13日号

落書き防止へ壁面装飾

南武沿線道路高架下

落書き防止へ壁面装飾 社会

フロンターレが区に協力

5月13日号

「緑化計画」19年ぶり改定

小杉地区

「緑化計画」19年ぶり改定 社会

市、市民や企業とも連携

5月6日号

イベント参加で記念品

中原区50周年

イベント参加で記念品 社会

魅力再発見へ通年企画

5月6日号

ランドマーク税理士法人の代表

川崎で5/25『相続専門の税理士法人、父の相続を担当する』出版記念セミナー

https://www.landmark-tax.com/

<PR>

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 5月20日0:00更新

  • 5月13日0:00更新

  • 5月6日0:00更新

中原区版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

バックナンバー最新号:2022年5月20日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook