意見広告・議会報告
市政報告N0.41 JR南武線の混雑緩和と安全対策を! 川崎市議会議員 松井たかし
川崎市を縦断するJR南武線は、川崎市民にとって、通勤・通学や行楽での利用など日常生活に欠かせない重要な交通機関となっています。
近年、横須賀線の武蔵小杉駅開設や武蔵小杉駅周辺の再開発等により、人口や利用者が増加し、特に武蔵溝ノ口駅から武蔵小杉駅にかけての通勤・通学時間帯のホーム上・電車内の混雑や運行の遅延は深刻な状況であり、早急に対応策を実施する必要があります。
市議会において対応策求める
これまで議会においても、南武線の混雑緩和(長編成化など)や安全対策(ホームドアの設置など)について、早期の対応策の実施に向けて質問等を行って参りました。特にJR武蔵小杉駅へのホームドアの設置に関する昨年の第4回定例会における答弁では、「南武線のホームへの設置については、最重点箇所として神奈川県鉄道輸送力増強促進会議の場を通じて要望するとともに、これまでにもJR東日本に対し直接強く要望してきました。ホームドア設置の取り組みは人命にかかわる大変重要な施策ですので、武蔵小杉駅への設置に対する課題解決に向けて、本市としてもできることを検討し、同社に対して混雑緩和策の実施とあわせてホームドアの早期設置を強く働きかけてまいります」とのことでした。
対策のスピードアップを
一方、JR東日本からは、本年3月にプレスリリースされた「東京圏におけるホームドアの整備促進について」において、南武線が2020年度第2四半期以降、2025年度までに整備する路線として示されました。また、武蔵小杉駅の混雑緩和の対策として、4月1日より南武線2番線(下り)ホーム拡幅部を供用するとともに、4月26日から、新南改札付近において、朝ピーク時の入場専用臨時改札及び横須賀線ホームへの上り専用エスカレーターの供用が開始されましたが、南武線の輸送力増強については、何ら示されておりません。
私は、これからもずっと「住み続けていたい街、中原・川崎」としていくために、南武線の混雑緩和と安全対策の課題を一刻も早く解決するために、引き続き取組んで参ります。
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2月7日