中原区版 掲載号:2020年3月13日号 エリアトップへ

25年にわたり子どもの支援に取り組む「ベビーキルトかわさき」の代表を務める 川野 安子さん 多摩区在住 81歳

掲載号:2020年3月13日号

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母子思う心、次代へ

 ○…25年間で縫ったベビーキルトは千枚を優に超える。赤ちゃんのおくるみとして使えるよう色とりどりの布を丁寧に縫い合わせて作るため、完成までの時間は約100時間。市内の乳児院だけでなく、東南アジアの子どもにも贈ってきた。月に一度、会員30人で中原区内の福祉施設に集まり活動している。「母親に100年も200年も大切にすると言ってもらえたことが嬉しくて」。喜びの声が励みだ。

 ○…エイズの子どもにキルトを贈る海外の団体との出合いがきっかけ。理念に共感し、川崎支部を立ち上げ、本部が活動中止して以降も独自に取り組み続けた。その原点は、女性の権利を求め活動するクリスチャンの祖母と母の下で育ったこと。人権問題への意識が高く、一昨年まで理事長を務めた日本キリスト教婦人矯風会でも、選択的夫婦別姓の導入や死刑制度廃止のため、署名運動などを続けている。「問題はあちらから降ってくるもの。出合ったことには丁寧に向き合いたい」

 ○…26歳の頃、結婚を機に川崎市に移り住んだ。歌うことが好きで、3人の子どもを育てながらママさんコーラス隊に所属した。現在は、一般公募による市民第九コンサートへの出演を楽しみに趣味で続けている。「去年は抽選に漏れたので、今年は受かるといいのだけど」と微笑む。

 ○…一昨年傘寿を迎えたが、「80代は思っていたより若い」と元気に笑う。モットーは、行き当たりバッチシ。「これからも出合いを大切に。その中で悩むことがあっても、まあいいかと前向きに生きていきたい」。支部発足時のメンバーで残る一人となった。代表の座を退き、次代へ引き継ぐことも視野に入れる。「子どもも母親も作り手も皆が笑顔になる活動。末永く続いてほしい」

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