中原区 人物風土記
公開日:2026.02.13
「劇団四季」の元劇団員で、市内を中心に声や表現の楽しさを伝える活動に取り組む
岡村 麻未さん(本名:小原麻栄)
市内在住 45歳
「歌でつながり合いたい」
○…肩書はシンガー・ミュージカル俳優、そしてボイストレーナー。結婚を機に川崎市内に暮らし始めて8年が過ぎ、市内や都内近郊で「声や表現の楽しさ」を伝える活動に取り組んでいる。小学校での体験型公演授業では「子どもたちが自分の声と向き合い、好きになってもらうことで可能性を広げられたら」と思いを込める。少なからず経験してきた挫折の先の栄光を、未来ある子どもたちに伝えたいと願う。「声って面白いって感じてくれたらうれしい」
○…愛知県豊川市の生まれ。体を動かすことが好きで、6歳からバレエを習い始めた。小6のときにニューヨークで見たミュージカル『キャッツ』で夢のような世界を味わい、高校生になって劇団四季の『オペラ座の怪人』を観劇したときには「歌の道に進みたい」と心に決めた。名古屋にある音大の声楽科へ進学し、1年で初めて受けたオーディションに合格して舞台にも立った。
○…卒業後、一度は指導者になったが、もっと経験を重ねたいと上京。試験に合格し、念願の劇団四季の一員になることができた。しかし、与えられた役割は歌うことではなく、踊ること。「バレエの経験が認められたんだと思う。でも、自分が求めていたことじゃなかった」。ストレスもあり、いつしか声が出なくなっていた。退団後、治療の成果もあって、再びミュージカルやテーマパークのステージへ。
○…2017年にはミュージカル『美少女戦士セーラームーン』にも出演。「今なら努力すれば夢を叶えることができると自信を持って伝えられる」。7歳と2歳の息子二人を育てながら、仲間たちと公演したり、講師として充実した毎日を送る。「歌うことを通して、素敵な作品を届けられる人になりたい」
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