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中原区 文化

公開日:2025.12.26

小杉神社
初の御朱印状を頒布
元日から 「鶴亀」のイラスト 

  • 初めて頒布される御朱印状

 等々力緑地近くに鎮座する「小杉神社」(小杉御殿町1の1010)は、元日から初めて御朱印状の頒布を始める。

 頒布する御朱印状は、同神社のさい銭箱にも彫られている左三つ巴の紋章に、長寿、夫婦円満、一家繁栄、昇運、吉祥の象徴である「鶴と亀」、同神社の御神木である大ケヤキが描かれたもの。1枚500円。

 これまで同神社では、御朱印状を用意していなかったが、参拝者から希望する声も多く寄せられていたことから、元日から初めて頒布することにした。

御祭神は「天照大御神」「日本武尊」

 江戸時代に、現在の小杉御殿町に「杉山社」と「神明社」、神明社の相殿「総社権現」の三社があり、地域の精神的支柱だったという。江戸時代前からあったとされる「杉山社」は武運長久、開運招福の神、地域の守護神としての性格も持つ「日本武尊(やまとたけるのみこと)」が御祭神。江戸時代に多摩川の岸崩れで社地を失った「総社権現」を合祀した「神明社」は太陽を司る神であり、光、慈愛、真実などを象徴する「天照大御神(あまてらすおおみかみ)」を主祭神としている。戦後の1951年(昭和26年)に神明社が杉山社に合祀され、今の「小杉神社」となり、以来地域の祭礼や行事の拠点となっている。

 同神社関係者は「今回初めて御朱印状を用意した。天照大御神、日本武尊を御祭神とする御朱印状なので、ぜひ参拝に来てもらえれば」と話している。

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