かわさきの浜で クロダイ稚魚２千匹を放流
稚魚を放流する向小の児童
クロダイの稚魚を放流する催しが今月８日、東扇島東公園内の人工海浜「かわさきの浜」で行われた。
川崎田島ライオンズクラブ（田中勇人会長）による催しで、川崎区大島の向小学校の児童31人が参加した。同クラブでは川崎の海への関心を高めてもらおうと、08年の東扇島東公園の開園の際にはヒラメの稚魚の放流を行うなど、定期的に取り組んでいる。
当日は生後６ヵ月の体長５〜６センチの稚魚２０００匹を放流した。関係者によると、黒ダイは比較的回遊性が高く、放流後、川崎から横浜の海を行き来する。２〜３年後には成長したクロダイがこの地域の漁師や釣り人に釣り上げられるという。
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