JR川崎駅で24日、北口自由通路や駅ビル、改札口などを新設する工事が始まった。それに伴い同日、同駅東口にある作業ヤード内で、安全祈願祭と起工式が執り行われた。
当日はJR東日本の松崎哲士郎横浜支社長、同駅の上野貞行駅長ら、関係者43人が参列。安全無事な工事の完了を願って、祈りを捧げた。
今回の工事は東西自由通路の混雑緩和と、駅東西の回遊性向上が目的。新設される北口自由通路は、16年から市が施工する西側デッキと合わせると、東口方面(川崎駅前タワー・リバークとアトレ川崎の間スペース)とラゾーナ川崎プラザをつなぐものとなる。
工期は17年度まで。現在乗り換え時のみに使われている跨線橋(63年建設)を取り壊し、駅スペースを延床面積1万1400平方メートル増床。地上5階の駅ビルとし、2つの新改札とコンコースを設備した自由通路を整備する。駅ビル内に物販、飲食などの店舗、子育て支援施設、行政サービス施設が設置されるほか、改札内にも商業施設が入る。運営は株式会社アトレが行う。
上野駅長は「大規模な工事になるため、お客様にご迷惑を掛かける。安全対策や構内のご案内には、特に注意を払っていきたい」と4年間に及ぶ工事の着工に気を引き締めていた。
川崎区・幸区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|