敗戦に沈痛な空気 市長選 秀嶋氏陣営
先月27日投開票の川崎市長選挙で敗れた元総務省官僚の秀嶋善雄氏=無所属=の陣営は、川崎駅前のホテルの特設会場で開票経過を見守った。午後11時近く、福田氏の当確が伝わると、会場は沈痛な空気に包まれた。 自民、民主、公明、労働組合・連合が推薦して臨んだ選挙戦だったが「かつてない厳しい戦いだった」と関係者は口を揃えた。
自民党の持田文男氏は「みこし(秀嶋氏)はよかったが、すき間がでた。それぞれの政党がしっかり肩を入れて担ぎあげるのが本来の姿だったが、私たちの力不足でこのような結果を招いてしまった」と語った。
阿部孝夫市長は、秀嶋氏の出馬表明が一番遅かったことを指摘し、最後まで知名度不足が解消できなかったと述べた。
投票率が低ければ組織票をもつ候補が有利といわれる中での敗北。「投票率がもっと高ければ、さらに差をつけられたかも」との声も聞かれた。
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4月26日
4月19日