街歩きのおともにいかが 「奈良茶飯風おこわ」販売
本町の川崎屋東照(岩瀬亘克社長)が、江戸時代に川崎宿で名物料理として提供されていた「奈良茶飯(ならちゃめし)」を現代風にアレンジしたおこわの販売を開始した。 「奈良茶飯」は、米に大豆、小豆、栗などの具材をお茶の煎じ汁で炊いたもの。十返舎一九の『東海道中膝栗毛』にも登場する。今回同社が販売する「奈良茶飯風おこわ」は、食べやすさにこだわってうるち米ともち米を使い、勝栗や炒った大豆、粟や小豆を加えてお茶の風味に。端には奈良漬けが添えられている。「シンプルに、素材の味が分かるような味付けにした。『昔の人はこういうものを食べていたんだ』と感じてもらえたら」と岩瀬社長は話す。
同商品は、東海道かわさき宿交流館のPRを目的として作成された「コラボ・ラベル」をパッケージに表示した第1弾商品でもある。「街歩きの途中、交流館で休憩しながら味わってもらえたら」と岩瀬社長。
1折520円(税別)。予約限定で、10折以上から受けつける。
問い合わせは、川崎屋東照(【電話】044・244・5221)へ。
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4月26日
4月19日