ディアナ 壮絶「金網デスマッチ」 市体育館でエキサイト
ワールド女子プロレス・ディアナ(殿町)が4月29日、団体設立3周年記念大会を川崎市体育館で開催した。メーンイベントでは、同団体代表の井上京子選手率いる正規軍と、堀田祐美子選手率いる暴走軍が2対2の「金網デスマッチ」を行った。
試合は反則、ギブアップなしの時間無制限で、どちらかのチームが2人とも場外にエスケープできて勝利となるルール。
序盤から攻められ続けていた正規軍は、開始5分を過ぎたあたりから反撃を試みるも、暴走軍がチェーンやパイプ椅子などを使って容赦ない攻撃を仕掛けた。最初に暴走軍のマスク・ド・サン選手が金網の外へエスケープに成功。正規軍の渡辺智子選手もエスケープし、1対1となった。その後は残された井上、堀田両選手の対決となったが、開始24分、堀田選手が井上選手を振り切りエスケープ。暴走軍が勝利を収めた。
勝利した堀田選手は「市体育館はこれまでにもデスマッチを行ったことがあり、思い入れがある場所」と話し、「今回勝利したことで、暴走軍がディアナのトップとして、市民にもプロレスの魅力をアピールしていきたい」と話していた。
今大会では7試合が行われ、市民をはじめ1600人の観衆が熱狂。同団体所属のジャガー横田選手、豊田真奈美選手や下田美馬選手、井上貴子選手といった豪華メンバーも登場した。 横浜市から家族で見に来たという青葉裕子さん(34)は、「金網デスマッチで正規軍が負けたのは残念だったけれど、選手と写真撮影できる時間もあり、楽しめた。また観に来たい」と話した。幸区の小林教子さん(65)は「試合はすごい迫力だった。川崎の団体ということで、応援していきたい」と話していた。
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4月26日
4月19日