大師保育園(出来野/上久千禾園長)が11月13日、優れた環境配慮活動を実践する団体・個人を表彰する「スマートライフスタイル大賞」(川崎市主催)で大賞に選ばれた。
自然を身近に感じることで命を大切にする気持ちを育む「環境保育」に力を入れる同園。5年前に始めた米作り体験を皮切りに、野菜の栽培・収穫、公園での昆虫探し、腐葉土作り、落ち葉や木の枝での工作など、年間を通じて実施してきた。
環境保育の企画は、2年前に結成した職員による「いきものがかり」が行う。普段の保育で子ども達が興味を持ったものをヒントに、年間計画を作成。月1度の会議で、園内の環境整備についての意見交換を行うほか、毎月自然新聞も作成し、保護者に活動を報告している。
中心メンバーの久保田修平保育士は「やってきたことが一つの形になって嬉しい」と受賞を喜ぶ。今後については「まだまだ手探りの部分もありますが、大人も一緒に楽しんで継続していきたい」と抱負を語った。
このほか、区内の同大賞受賞団体は次の通り。▽優秀賞…海風の森をMAZUつくる会、昭和電工(株)川崎事業所▽奨励賞…川崎ゼロ・エミッション工業団地協同組合、JX日鉱日石エネルギー(株)川崎製造所、川崎市地域女性連絡協議会
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