市立川崎高校定時制軟式野球部が「もう一つの甲子園」と呼ばれる「第64回全国高等学校定時制通信制軟式野球大会」(8月16日から19日・神宮球場ほか)の神奈川県予選で3年連続決勝戦まで駒を進めた。あさって18日(日)、サーティーフォー相模原球場で午後1時30分から厚木清南高校と対戦する。
悲願の全国大会まで1勝と迫る中、高橋正太郎監督は「過去2年の悔し涙をうれし涙に変えたい」と意気込む。自身、監督に就任して7年目。そろそろ集大成にしたいとの思いもある。
実力派が揃った昨年のメンバーの大半が卒業したこともあり、新しいチーム体制で臨んだ。試行錯誤の日々が続く中、顧問の岩瀬妃織教諭、永埜和喜教諭のサポートで力を蓄えていった。今大会は試合ごとに成長し、準決勝で奮闘した原田拓海選手をエースに決めることができた。
決勝で対戦する厚木清南高校は高津、川崎総合科学、橘と川崎勢を下し勝ち上がってきた。相手校は通信制ゆえ、日中を練習に割くことができる。「練習量に差はあるがチーム一丸で勝ちにいきたい」と語る。
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