「試合に負けて悔しい気持ちもありましたが、ここまでよくやった、という喜びもあった。選手たちは一生自慢できる事をやったと思います」。市立川崎高校定時制軟式野球部が「もう一つの甲子園」と呼ばれる「第64回全国高等学校定時制通信制軟式野球大会」に初出場し、ベスト16まで進出した。大会を終え、高橋正太郎監督が振り返った。
8月17日に稲城中央公園野球場で1回戦が行われ、熊本県立湧心館高校と対戦し、13対6で7回コールド勝ちをおさめた。
翌日の2回戦は府中市民球場で都立八王子拓真高校と対戦。1回表、先頭打者の穴久保選手がセンターオーバーのランニングホームランを打ち先制するも、5対15で5回コールド負けを喫した。
「結果を出す準備をしてきた選手たちは本当に凄いです。一生懸命やってきた人は最後には報われるんですね」との言葉通り、2回戦では満塁ホームランも飛び出した。
「ここまで来られたのは、対戦相手や環境を用意し応援してくれた人達がいたから。そのおかげで結果を残せたということをしっかり指導していきたい」とも。
試合を終えた選手たちは決して満足していない、もっと出来たはずだという表情をしていたという。
「今後の課題は技術力、道具や体調管理などのマネジメントなど色々とあります。それをカバーできるだけの楽しみ、苦しみを一緒に経験して初めて得られる雰囲気づくりをしていきたい。これは言葉では伝えられないんですけどね」。
9月16日からは早くも新チームで臨む秋の大会が始まる。。
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