川崎区・幸区版 掲載号:2017年12月1日号 エリアトップへ

寺社巡礼 その5 厄神堂 教覚院 千蔵寺 川崎区・幸区

掲載号:2017年12月1日号

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本堂は昭和初期のもの
本堂は昭和初期のもの

 法隆山教覚院千蔵寺は通称厄神堂と呼ばれる祈願寺。

 本尊は江戸末期、初代住職教光院了善が修行中に失神し、お告げを聞いて彫ったという「厄神鬼王(やくじんきおう)」。同寺院6代目の平了匠住職によれば「ご本尊様の一番のご利益は熱病除けで、ご慈悲とお誓いを持った鬼神」だという。

 元々同寺院は清宝院という修験宗の寺院だったが、明治5年の修験禁止令を機に廃寺同然となっていった。そこに明治30年、もともと麻布にあった千蔵寺が何らかの理由で移ってきて現在に至る。清宝院は寺子屋であったこともあり、地域の人達に近い存在だった。そのため寺院の名前が変わっても、慣れ親しんだ清宝院の名で呼ぶ人もおり、代々の土地の人達の中には今でもその名が根付いている。

 「鬼」を本尊とする同寺院の節分は一風変わっており、「『鬼は内、福は外』と言い、世間で追い出された鬼を招き入れ、読経で改心させ、世に戻すのです」とのこと(秘法の為非公開)。節分には星祭の特別祈願も行う。

 また常時は護摩・御祈祷・六参除・方位除の祈願を行っている。移転や改築、リフォームなどについてのアドバイスも行うそうだ。

 「病気が治った、建築がうまくいった、などの報告やお礼参りに来て下さったりすると嬉しいですね」と住職。信徒との結びつきの強さを感じる。

■厄神堂 教覚院 千蔵寺(清宝院)(川崎区中瀬3の20の2 【電話】044・266・6625)
 

初代住職が魔除けの儀式に使っていた斧
初代住職が魔除けの儀式に使っていた斧

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