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公開日:2025.11.28
県議会報告
LINE版「#7119」がスタート!
県会議員(川崎区選出)公明党 西村くにこ
急な病気や突然のケガ。皆さんは救急車を呼ぶかどうか迷ったことはありませんか?神奈川県では、昨年11月から、24時間365日、看護師等が相談に応じる救急電話相談「かながわ救急相談センター(#7119)」を運営しています。1年が経過し、新たに本年11月7日から、これまでのサービスに加え、LINEから救急緊急度の判定や医療機関の検索ができる「かながわ救急パーソナルサポート」をスタートしました。
救急車の適時・適切な利用を!
神奈川県内の救急出動件数は59万4883件(2023年)。高齢化等の影響で救急車の要請は年々増えています。もちろん、緊急時には躊躇なく119番通報をしていただかなくてはなりませんが、一方で、救急搬送された方のうち医師により軽易で入院を要さない「軽症」と判断された方は約半数に及び、真に救命処置が必要な方のもとに救急車がなかなか到着できないなどの問題が発生しています。
必要な人に必要な医療を提供するため、私は救急電話相談#7119の実施を議会で繰り返し提案し、8年越しで実現させることができました。
実施以降、ここ半年の相談件数は毎月3万件を超えています。現在、電話の応答率は約95%。1〜2回の電話でつながりますが、大型連休や年末年始など、医療機関の休業等に伴い、相談の電話が集中すると、繋がりにくくなることが想定されます。
電話でLINEでつながる工夫
現在、スマートフォンの普及率は97%。LINE利用率も9割を超えています。私は令和5年12月の代表質問で、コロナ下で活用した「LINEコロナパーソナルサポート」のノウハウを活用し、LINEでも医療相談ができるような体制を検討することを求めていました。
このたびスタートしたLINE「かながわ救急パーソナルサポート」では、症状を入力していくと、緊急度によって、救急車を呼ぶようにうながされたり、医療機関の受診を勧められます。受診の場合は、推奨する診療科目を教えてくれ、医療機関検索のコーナーにも繋がるようになっています。ただ、ご利用の際、個人情報等の入力がありますので、時間に余裕がある時に、登録されておかれることをお勧めします。県の担当者にも、「これで完成ではなく、県民が使いやすい工夫を」と求めています。
県民の命と健康、そして地域医療を守るため、さらなる検討と挑戦を続けてまいります。
西村くにこ
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横浜市中区日本大通り1番地
TEL:045-210-7630
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