川崎区・幸区 意見広告
公開日：2019.01.04
市政報告
市民と心ひとつに「希望のふるさと川崎」実現を
川崎市議会議員 佐野 よしあき
川崎市は今、子ども、障害者、お年寄りがいきいきと暮らせるよう「地域包括ケアシステム」の実現を目指しています。しかし、それぞれが縦割りの制度として確立しており、行政の取り組みだけではその実現は難しいと思います。
一方、現実の家庭を考えると子どもの貧困や障害者の福祉、高齢者介護の問題が複合的に絡み合っていることが多々あります。その点で、問題を包括的に解決する方向は、間違っていません。
それでは、どうしたら困難を乗り越え、理想的な制度の実現を果たせるのか？それは、官か民か、立場が上か下か、そのような違いを越えて、一つの目的に向かって共同し続けることにあると思います。
私は、志ある人たちと共同し、一人ひとりが真に輝く「希望のふるさと川崎」をつくることを目指しています。「希望」とは、理念的なことではありません。議員としてのこれまでの20年間、町内会やＰＴＡ、地域教育会議、そして商店街のイベントなどに共に携わってきました。その中で、立場や思想信条の違いを越え、「この地域のために」「子どもたちのために」と志を持った市民や行政の職員たちと共に汗を流す体験を通して、志を持った人たちが共同することこそ真の「希望」であると気づきました。
「ふるさと」は、生まれ育った人たちの感じるふるさとだけではなく、移り住んでこられた人たちにとっても、ふるさとと呼べる温かいまちということを意味しています。
長年通っていた患者さんが高齢化で通院が難しくなったら「今度はこれまでの恩返し」と在宅に出かけて往診を始める総合病院の院長先生。「困難な家庭をほっとけない」と縦割りの制度の枠を越えて家庭の問題丸ごと受け止めようと奮闘し続ける社会福祉事業者。こうした一人ひとりの熱き思いに触れる中、私もこういう人たちと一緒に「希望のふるさと川崎」を目指したいとの思いを温めてきました。ぜひその実現のために、全力で取り組みたいと思います。
佐野よしあき
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川崎市川崎区宮本町１番地
TEL:044-200-3400
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