京浜急行電鉄（東京都港区・原田一之取締役社長）は今月21日開業１２０周年を迎え、同日、京急川崎駅大師線ホームで記念式典を行った。
昨年、会社創立１２０周年を迎えた同社は運行開始の年を開業年と位置付けている。
挨拶に立った原田社長は「明治32年1月21日、新年初めての縁日である初大師の日に、六郷橋〜大師間の２Kmで運行がスタートした。その後、品川、横浜、羽田、三浦と路線を延ばし現在は87Kmまでになった」と１２０年の歩みを紹介。
さらに１２０周年を機に、原点に戻るため、創業路線である大師線の出発点、京急川崎駅に路線の起点をあらわす標識「０キロポスト」を設置すると発表し、「１２０年の歩みの象徴とし、新たな出発点としたい」と述べた。
式典には京急設立者の立川勇次郎氏によってつくられた養老鉄道（岐阜県大垣市）の原恭社長や立川勇次郎氏のひ孫、立川元彦氏も招待された。
記念モニュメントの０キロポスト＝写真＝は大師線１番線線路に設置された。
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