川崎区・幸区版 掲載号:2019年4月5日号
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幸区長に就任した 関 敏秀さん 多摩区在住 57歳

喜ぶ笑顔が力の源泉

 ○…約16万7千人が住む幸区の区長に、今月1日付で就任した。幸区役所勤務は今回が初めてだが、市民・こども局市民文化室担当部長として、東日本大震災の時には、つり天井が崩落したミューザ川崎シンフォニーホールの復興に力を尽くした。「川崎市に根付いてきた『音楽のまち』『映像のまち』を絶やさぬよう取り組んだ」と振り返る。ミューザが復活した際の「来館者の喜ぶ姿は忘れられない」という。

 ○…川崎市北部の伝統野菜「のらぼう菜」の栽培地として知られる多摩区菅出身。学生時代は教師を目指していたが、様々な人と話をするうちに、次第に地域に夢を与えられる仕事に憧れるようになり、1985年市役所に入所した。「楽しくなきゃ仕事じゃない」がモットーで、市民の笑顔が力の源泉。ラゾーナ川崎プラザでは人気コミック「進撃の巨人」の実物大の映像を映し出すプロジェクションマッピングを手掛け、成功に導いた。

 ○…議会畑が長く、市議などを通じて地域住民や町内会の声を聞いてきた。中原区役所時代にはゴーヤーを育て「緑のカーテン」づくりやペットボトルキャップの回収に力を注いだ。幸区の印象は「コンパクトな地域の中で市民活動やスポーツが盛んなまち。区民のつながりが強い」と語る。「区長室にこもらず、できる限り地域に出て汗を流す」のが抱負だ。

 ○…大学時代はフェンシングで汗を流すなど、元来スポーツマンだが、腰を痛めてからはもっぱら読書が趣味。推理・サスペンスを好み、読書量は年間100〜150冊に及ぶ。私生活では、長男の通う北里大学の後援組織「PPA」会長としても東奔西走する。息抜きは2歳の孫と過ごす一時。「近くに住んでいるが、なかなか遊べない」のが辛いところだ。

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