神奈川県立保健福祉大学(大谷泰夫理事長)は、大学院「ヘルスイノベーション研究科」を今年4月、国際的研究機関が集う川崎区殿町のキングスカイフロント内のResearch Gate BuildingTONOMACHI2(リサーチ ゲート ビルディング トノマチ ツー)A棟に開設した。同大学は5月29日、同科講義室で開設式典を行った。
同科は、神奈川県が掲げる「未病」の研究をコンセプトに、健康・医療の技術を実社会に生かせる人材の育成を目指し開設。現在17人の学生が在籍している。同ビル2階の一部と3階の一部が大学の専有部分。学生の主な活動場所となる2階は910平方メートルで、講義室、研究室等がある。
同科はフィールドワーク(現場学習)の場として、川崎市をはじめ県内の自治体と連携を予定。学生らは地域に関わり、実践的な医療の研究に励む。
大谷理事長は「研究の成果を地方自治、健康医療産業に実装し、次世代の医療に技術革新を起こしていきたい」と話した。
式典に出席した福田紀彦市長は「フィールドワークへの協力など、市も連携していく」と語った。
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