幸区文化協会会長として活躍する 山田 益男さん 幸区幸町在住 64歳
温厚な人柄で会を牽引
○…幸区の文化・芸術振興の旗振り役として、毎年11月の幸区文化祭や文化講演会などを執り行う。かわさき市民芸術祭にも協力し、催しの盛り上げに力を尽くす。目下の課題は、新規会員の獲得だ。現在会員数は、個人・団体合わせて50弱。「高齢化も進み、何とか若い世代の人に関心を持ってもらいたい」と願う。昨年は設立40周年の節目であったことから、様々な場面で40周年の冠をつけて協会の存在や活動をPR。幸区の御幸公園梅香事業に寄付金を贈り、会内の心の結束を図った。
○…佐藤忠次元市議会副議長の後継者として2007年から3期12年、市議会議員を務めた。議員になった際、その佐藤氏の勧めで同協会に入会した。「文化にはさほど造詣が深くない」という一方で、熱心に活動する会員の姿を目の当たりにし「こうした人や活動をサポートできれば」との思いで協会活動に勤しんだ。副会長を経て3年前から会長職に就く。
○…温厚な人柄で人望も厚く、議員時代の後半には会派の団長を務めたこともある。議会で市の予算を議論するたびに川崎市の大きさを実感。寄せられた様々な要望に対して「経過を踏まえ解決できたことに議員としてのやりがいを感じた」と振り返る。
○…長野県出身。中学卒業後に上京し、東京電力で約50年働く。現在は東京電力パワーグリッド川崎支社に勤務。議員時代の経験を生かし、市や町内会との渉外業務に携わる。議員バッジを外し約1年になるが、奉仕団体川崎多摩川ライオンズクラブや川崎野球協会などの地域活動は継続。変わったことは「少しばかり体重が増加したこと」だと笑う。そば打ちが趣味でこの冬も毎週末、奥様に作って振る舞ったという。
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4月26日
4月19日