川崎市の人口が9月1日時点で先月と比べて68人減り、153万9522人となった。8月中に人口が減少したのは、過去10年間で初めて。
先月の人口動態を見ると、出生数から死亡数を引いた自然動態は125人増加。しかし、転入から転出を引いた社会動態は193人減少となった。市外へ転居した人が多かったことについて、市の担当者は、主に住民基本台帳にある外国人登録人口の減少が目立つとしている。
市内で暮らす外国人登録人口は8月末時点で4万5681人。前月より377人減少している。7月末は前月より399人減で、今年の4月から4カ月連続で減少している。
市担当者は「都内と同様の傾向が見られる。外国人登録人口は近年増加傾向だったが、コロナの影響で転出する外国の方が増えているようだ。今後も減少傾向は続きそう」と話す。
市の総合計画では、市内各区の人口は2030年前後まで伸び続けると推計されている。担当者は「次の計画で推計する数値には、コロナの影響も加味しなければならない」としている。
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