新入学児童「交通安全絵のコンクール」の表彰式が12月5日、川崎市役所第4庁舎で開かれ、入賞者25人に表彰状が贈られた。同コンクールは新入学児童に交通安全を意識してもらうと同時に、地域、家庭、学校が一体となり子どもを事故から守るという意識の向上を目指し、実行委員会と川崎区が主催。1473人の児童から応募があった。
金賞を受賞したもりさきさなさんは「うれしい」と受賞の喜びをひと言。両親によると、宿題が終わると毎日のように絵を描いているほど絵が好きだという。
当日出席した間宮鉦二実行委員長は「コンクールを始めてから、通学時の事故も少なくなってきている。コンクールを続け、今後も交通安全を啓発していきたい」と挨拶。水谷吉孝区長は「絵を描くことで、交通ルールを意識できたのでは。交通安全を広く啓発するため、機会を捉えて作品を紹介していきたい」と話した。川崎警察署の青山利史署長は「一生懸命描いたことが伝わる作品ばかりだった。子どもたちは未来の宝。交通ルールを守って事故に遭わないようにしてほしい」と呼び掛けた。
受賞者は以下の通り(敬称略・カッコ内は所属小学校)。
▽金賞/もりさきさな(川中島)▽銀賞/たけうちゆい(宮前)、おきかずや(四谷)、ささきつぐみ(浅田)▽銅賞/おだはるか(藤崎)、たかはしこのみ(藤崎)、さかいゆうき(四谷)、あいざわあんじゅ(浅田)、さとうよしや(浅田)、たむらこはる(渡田)▽実行委員会委員長賞/たなかゆい(京町)▽川崎区長賞/うちあげゆうせい(川中島)▽川崎警察署長賞/いわかひなた(旭町)▽川崎臨港警察署長賞/なかざわゆめこ(渡田)▽川崎交通安全協会会長賞/ふじたねね(東小田)▽川崎臨港交通安全協会会長賞/1年生児童(四谷)▽川崎安全運転管理者会会長賞/まつもとひかり(新町)▽川崎臨港安全運転管理者会会長賞/いしかわるか(渡田)▽川崎区中央地区交通安全対策協議会会長賞/もりりょうた(川崎)▽川崎区大師地区交通安全対策協議会会長賞/まつだたけみ(藤崎)▽川崎区田島地区交通安全対策協議会会長賞/やまもとりゅうと(渡田)▽川崎区中央地区交通安全母の会会長賞/しょうたかひた(旭町)▽川崎区大師地区交通安全母の会会長賞/ききつしょうた(藤崎)▽川崎区田島地区交通安全母の会会長賞/みやざとゆな(さくら)▽川崎市小学校図画工作科研究会会長賞/しおやめい(小田)
花王ロジスティクス(株) ラッピングトラックも披露
表彰式では花王ロジスティクス(株)の交通安全ラッピングトラックも初披露された。入賞作品を含む30作品が荷台側面にあしらわれ、同社の業務で市内を走る。
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