幸区や中原区を拠点に活動するキッズチアリーディングチーム「バンビーズ」が、豪州で行われた世界大会で総合3位に輝き、8月3日に福田紀彦川崎市長を表敬訪問した。
8月24日(火)、29日(日)には国内で行われる大会への出場も予定しており、日々練習に励んでいる。
バンビーズは2003年に創部され、未就学児から中学3年生まで約80人が所属する。とどろきアリーナ(中原区)などを練習場とし、地域イベントへの出演や大会出場などの目的別にチームを編成し、日々汗を流す。
撮影動画で審査「同調性」勝因に
世界大会はオーストラリアのチアリーディング協会が昨年11月に主催し、オンラインで行われた。事前に撮影した動画を提出する映像審査で、世界各国から290チームが参加。バンビーズは難易度別に分かれた2部門で、初出場にもかかわらず優勝。全出場チームの得点順でも総合3位に輝いた。
コーチで代表を務める小田香さんは「映像で迫力を出すのは難しいので、演技がそろって見えることを意識した。同調性が伝わるよう呼吸まで揃えた」と勝因を話す。コロナ下で練習を再開できたのは昨年7月。人との距離を保つため組体操のようなスタンツ技の練習はできず、練習中もマスク着用で行った。「個人技の練習ばかりで、子どもたちはモチベーションを保つのも大変だったと思う」と小田代表。
市長訪問当日は、メンバー19人が市長と歓談。福田市長は「世界の舞台で活躍されているのをうれしく思う」と激励した。今月出場を予定している国内大会に向けて、キャプテンの池田里衣さん(井田中=中原区=3年)は「一人ひとりが演技の中で役割を果たせるよう頑張りたい」と意気込みを語った。
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