鹿島田駅近くの「川崎堀踏切」(鹿島田1丁目)付近に設置されているガードレールが8月5日、幸区道路公園センターの職員らの手で移設された。通路の幅が広がり、歩行者や自転車の往来がしやすくなった。
同所は、国道409号線と矢向鹿島田線が交差する地点。矢向鹿島田線は再開発のために取得された土地で、現状は歩行者と自転車のみが通行できる。409号線からの車の進入を防ぐためのガードレールと、矢向鹿島田線内に暫定的に設置されていたガードレールの間が狭く、通勤通学時には歩行者や自転車がすれ違えず踏切付近の歩道に渋滞が発生していた。
付近には保育園もあり、子どもを乗せた自転車やベビーカーを押しての往来も多い。地域住民から通行のしにくさを訴える声もあったことから、6月の市議会一般質問で地元議員が通路の拡幅について質問。建設緑生局長が「歩行者や自転車が安全かつ円滑に通行できる環境を整えていく」と答弁していた。
南武線立体交差で踏切除去を予定
同踏切は市の南武線立体交差事業により、除去が予定されているが、新型コロナによる財源不足などが原因で、計画の先送りが決定している。
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