市立川中島中学校の駅伝部男子(顧問=藤岡裕介教諭)が12月5日(日)、初出場となる関東大会に挑む。陸上部、サッカー部、バレー部など各部から総勢160人が集い結成された同校駅伝部。市総体10位に終わった女子部員らの思いも重ね、上位を目指して出走する。
駅伝部男子は10月29日に行われた「川崎市中学校総合体育大会(市総体)」で、53校のうち7位に入賞。最終6区は後続との差「わずか3センチほどの胸差」で競り勝ち、県大会出場を決めた。
同部は昨年、23年ぶりに県大会を経験。13位に終わったが、「次こそは関東へ」と部員の意識が高まるきっかけになったという。今年は県4位で念願の関東への切符を手にした。藤岡教諭は「苦しい練習にも楽しく取り組む前向きなチーム」と話す。
中学の集大成「力出し切る」
関東大会は栃木県で開催され、男子は6区約18キロを襷でつなぐ。午後1時30分スタート。
部長を務める坂本錠さん(3年)はチームのムードメーカー。粘り強い走りで部員を引っ張る。「中学最後。全て出し切り、絶対負けないという気持ちで走り抜きたい」と意気込む。市総体で6区を任された松本翔希さん(3年)は「ラストまで諦めない粘り強さが強み。団結力を生かして全員駅伝で上位を目指す」と力を込めた。
大会登録メンバーは以下(敬称略)。▽石橋涼太(2年)▽坂本錠(3年)▽中村海鳳(2年)▽野崎航史(2年)▽松沢拓海(3年)▽松本翔希(3年)▽松田伶央(2年)▽貞包昴弥(1年)▽渡邊心(3年)。
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