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川崎区・幸区 社会

公開日:2022.09.09

幸消防署
救助技術大会で全国入賞
伊藤さんと浅井さん

  • 賞状を手に笑顔の伊藤さんと浅井さん(右から)

 幸消防署(飯田康行署長)の消防士、伊藤俊輔さん(35)と浅井宣人(ひさと)さん(29)が8月26日に東京都立川市で行われた第50回全国消防救助技術大会に出場。伊藤さんは「水中結索」、浅井さんは「複合検索」でそれぞれ入賞を果たした。

 伊藤さんが臨んだ水中結索は3人1組で20メートル先の水中の結索環にリレー形式で、3種類の結び方から、それぞれ指定されたロープ結索を行い、タイムを競う。水中での結び方の技術の正確さも求められる。伊藤さんは「入賞はしたものの目標タイムには届かなかった。またチャレンジしたい」と意気込んだ。

 浅井さんが出場した複合検索はマスク、シュノーケル、フィンを着けて4つの救命浮輪をくぐり、水中に沈められたリングを拾いながら50メートルを泳ぐ。浅井さんは「シーズンベストと同タイム。更新したかった」と入賞は喜びながらも残念がる。

水辺に気を付けて

 2人はともに特別救助隊であり、水難救助隊でもある。

 2人によると水の事故は今年4月から数えて15から20件ほどあるという。多摩川は潮の満ち引きの関係で、水面と水中で水の流れが違うこともあるなど危険が多い。浅くても泥で滑りやすく転んでけがにつながることもあるので子どもからは絶対に目を離さないようにと話す。また、「バーベキューなどして酒を飲んだら、絶対に水に入らないで」と強調する。

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