川崎の主要3ホテルが12月26日、売上金の一部、23万6800円を川崎市心身障害者福祉事業基金に寄付した。
寄付したのは川崎日航ホテル(土谷文明総支配人)、ホテルメトロポリタン川崎(金田文典総支配人)、川崎キングスカイフロント東急REIホテル/水谷徳之前総支配人、岡部久子新総支配人)。3ホテルには福田紀彦川崎市長から感謝状が贈られた。
3者はコロナ禍で業界が落ち込むなか、普段はライバル同士のホテルで手を取り合って、川崎を盛り上げようと共同の宿泊プラン「川崎三宿」を販売。3ホテルとも「かわさきSDGsゴールドパートナー」であることからプランのテーマを「SDGsと地域貢献」と設定した。宿泊時の朝食が好きなホテルから選べ、各ホテルはSDGsをテーマにした特典を用意。また、1人1泊につき200円が障害者福祉の向上を目的とした寄付金に充てられた。昨年6月1日から11月30日まで実施した。
目録を受け取った福田市長は「3ホテルの連携は(地域を盛り上げるうえで)川崎市にとってプラスでしかない。これからも三宿連携していただきたい」と要望した。
土谷総支配人は横浜三銃士と呼ばれる、ヨコハマ グランド インターコンチネンタル ホテル、横浜ロイヤルパークホテル、横浜ベイホテル東急を例に挙げ、「横浜だけがホテルのニュースの発信場所ではない。横浜三銃士に対抗して川崎三宿で盛り上げていく」と意気込んだ。
川崎区・幸区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|