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川崎区・幸区 政治

公開日:2023.06.09

"私服"のひととき
川崎区・幸区 選出議員の横顔【2】

 本紙では4月に行われた統一地方選挙で川崎区、幸区から当選した議員のプライベートや素顔、今後取り組むべき課題などを紹介。今回は、嶋崎嘉夫さん、加藤孝明さんです。

毎晩のジョギング日課自民党 嶋崎嘉夫さん

 4年前から始めたジョギングは一日の疲れやストレスの解消となっている。毎晩9時に中瀬をスタートし、大師橋〜羽田神社〜味の素川崎事業所裏側など約5キロを30分かけて走る。コンディションがいい時は、川崎河港水門や多摩川スカイブリッジまで足を延ばす。「走り始めた時は2キロで息が上がりました。体重は当初に比べて8キログラム落ちました」。そう言って笑顔をみせる。ちなみに体重は64キログラムとのこと。走り終えた後のウオーキングも欠かさず続ける。「河川敷からの工場夜景は実にきれい。季節の移り変わりや町の変化を感じます」としみじみ。リフレッシュだけではない。歩道幅が狭くなっているところや暗い場所といった危険箇所を発見したときには、しっかりと改善を図り、市政活動につなげている。

 「川崎区民が暮らしの中で多摩川の自然の豊かさを感じられるまちづくり」の実現を公約に掲げる。「健康づくりではベンチなどを置いて休める場をつくることも必要。多摩川スカイブリッジまでサイクリングコースを延ばすことも考えたい」と力を込める。

 長年、市トライアスロン協会の会長も務めており、いつかは出場することも夢見ている。

ストリート文化が原点自民党 加藤孝明さん

 小学校から始めたバスケットボール。今ではすっかりボールを触る機会は減ったが、コートに立っている時間は素の自分に戻れる貴重なひと時だ。4月に行われた選挙では序盤に地元の御幸公園のバスケットコートに足を運び気合を入れ直した。「シュートは入らなかったけど、初心に戻って選挙を戦う気力が湧いてきた」と微笑む。

 高校時代、バスケを通じて夢中になったのがスケートボードやブレイキンといったストリートスポーツだった。「ブレイキンは踊れないですが、ウィンドミルという背中で回る技をひたすら練習していた」と、ストリート文化独特の『かっこよさ』に惹かれた。学校や街中で気軽にできるスポーツに没頭した青春時代を過ごした。今でも「ストリート文化は大好き」。私服はストリート系、スニーカーもナイキしか買わないというこだわりようだ。

 川崎市は若者文化の発信により「若い世代が集い賑わうまち」を目指している。市内の各所にバスケットコートが設置され、イベントや体験会なども開かれている。「青春時代にストリート文化に夢中になったからこそ、若者たちの気持ちに寄り添うことができる。経験を市民のために役立てたい」と意気込んでいる。

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