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川崎区・幸区 文化

公開日:2023.09.01

チョコ作りでSDGs学ぶ
児童ら日航ホテルで

  • チョコレート作りを体験する参加者

 市と川崎日航ホテルは8月22日、「SDGsを学ぶ消費者教育講座」を開催した。かわさきSDGsゴールドバートナーに認証されている同ホテルで、小学1年生から6年生までの子どもと保護者を対象に消費について学ぶ機会を提供。原料であるカカオからチョコレート作りを体験し、SDGsについて学んだ。

 前半は、チョコレートやココアを製造しているバリーカレボージャパン(株)の壺井美和シニアマーケティングマネージャーが「チョコレートを通じてSDGsを学ぶ」と題して講義。カカオの主な生産地であるアフリカや中南米地域の環境や現地住民の貧困などに触れ、カカオ生産のサポートを行うプログラム「ココアホライズン」について紹介。「生産者の生活が豊かになるように」「コミュニティーをつくり、育てる」「自然を豊かに」の3つの活動軸とカカオ生産を通して貧困や環境問題の改善につながることを解説した。

 体験では、同ホテルの馬場園安秀総料理長とともにチョコレート作りに励んだ。はじめに砂糖を入れる前のカカオを試食すると、「苦い」と顔をしかめる参加者が続出。粉糖とカカオバターを混ぜ合わせると、普段口にする甘いチョコレートになり、クッキーに自由に絵を描きデコレーションを楽しんだ。参加した辻村環菜さん(7)は「チョコレートを作るのは初めてで楽しかったし、勉強にもなった」と笑顔で話した。

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