幸警察署(福田博之署長)、幸消防署(飯田康行署長)、JR東日本、JR貨物は11月9日、矢向駅構内収容線で、実際の車両を使用したテロ等対策合同訓練を行った。
約50人が参加した訓練は、公共交通機関における無差別テロ事件を想定。車内で刃物を持った男が乗客2人にけがを負わせるところからはじまり、電車内乗務員が通報により警察官と消防署員が到着。消防署員がけが人の救助にあたり、その間、警察官は犯人に説得を試みるが、犯人は逃走し車外に出たところで警察官に取り押さえられ終了した。
また、10月に東北新幹線の車内で容器に入った薬品が漏れ乗客らがケガをした事件を受け、犯人が薬品の入ったペットボトルを投げ逃走したと想定し、化学防護服を着た消防隊員らが出動し対応に当たった。
福田署長は「いざという時のため関係機関が顔の見える関係になり、スムーズに連携できるよう訓練で確認をした。市民の方はもし事件に巻き込まれたら、まず自分の身を守る行動をとってほしい」と話した。
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