意見広告・議会報告
市政報告 子ども達の声でより良い川崎のまちに 川崎市議会議員 山田えり
川崎市では子ども・若者の”声”募集箱の取組をしています。これは子ども・若者が市に対して思っている事を把握し考えを受け止め、市政運営の参考意見とする仕組みです。
私も子どもの声を聞く重要性を都度述べており、本取組には期待をしている所ですが、「学校に関すること」に関する一部市の考えについて、私的に違和感がありましたので、令和6年第2回定例会の一般質問で質疑をしました。
先生の悩みを先生に?
「担任の先生からのいじめや暴力があったそうなので、少しでもいいので改善されたらいいなと思います」「自分に合う先生を選択したいです」「顧問の先生のことで悩みがあって、部活を休めず、やめることもできません」といった学校や先生に関する子ども達からの声に対し、「困り事がある場合には、他の先生などに相談しましょう」と示している考えが多数見受けられました。
学校や先生に関する悩みを先生に相談できる子はいるでしょうか?現在の内容ですと、この取組が逆に子ども達を失望させる事になりますので、その改善を求めました。
表現を工夫、改善へ
市の対応としては、市ウェブサイトに掲載する内容について趣旨や理由が伝わるよう表現を工夫・改善し、子ども達へのフィードバックを適切に行えるよう、庁内で連携して取り組んでいくとの事です。
寄せられた子ども達の声の傾向から「学校の中で子ども達が声をあげづらい」という課題があるとも考え、教育長に対応を求めました。全ての子ども達が自分の意見や思いを素直に述べることができるよう、更なる環境づくりに取り組んでいくとの事です。
子ども達のSOSを見逃さず、子ども達の声が川崎のまちづくりに反映されるよう今後も取組んでまいります。
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2月7日