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一糸乱れぬ"会心の演奏" 光明・和太鼓部 5年ぶりに日本一

教育

公開:2011年9月1日

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最高の思い出となった演奏後は、みんなでパシャリ
最高の思い出となった演奏後は、みんなでパシャリ

 5年ぶり2度目の優勝、会場からの大きな拍手と喝采がそれを物語っていた―。

 南区当麻の光明学園相模原高校(大塚幸一校長)の和太鼓部が、この夏に岩手県盛岡市民文化ホールで行われた『第35回 全国高等学校総合文化祭』に出場し、見事「最優秀賞」に輝いた(主催は文化庁ほか)。

 大会には、全国から35校の和太鼓部が参加。3日間にわたって、各校が日頃の練習の成果を披露した。

 同校のメンバー25名は2日目に舞台へ。10年前、顧問と部員で作曲した、オリジナル楽曲「陣」で全国一を目指した。 

”侍の戦い”表現

 夜明け前、朝もやが立ち込める中、見えない敵に怯える兵士たちの心境から曲が始まる。『陣』は「川中島の合戦」をモチーフにしたものだ。やがて、戦いのシーンに至り、その壮絶さを体全体で生徒たちは表現する。最後に、命を落とした侍たちの彷徨(さまよ)える霊魂を表すため、バチを床に下ろすパフォーマンスで楽曲は幕を閉じる。一瞬の静けさの後、会場から大きな歓声が上がった。

 同部を引率した板垣淳教諭は、「生徒たちは、『会心の演奏だった』と確信したみたいです。優勝とは思っていなかったようですが」と振り返る。「日々弛(ゆる)みない努力をしてきた様子が伺(うかが)え、一糸乱れぬチームワークを感じた」と、審査員から高い評価を得た。
 

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