創造する楽しさを 12日(土)まで 有賀忍さん作品展
板絵画家・有賀忍さん(=写真・相模女子大学こども教育学科特任教授)の作品展『板を彫り描く…懐郷の詩』が本日10日(木)から3日間、グリーンホール相模大野で開催される。入場無料。
有賀さんは、彫った板に彩色する独特の表現「板絵」を生み出した。「ある時、立てかけておいた版木に光が当たり、美しく見えた。それに色を付けたらどうだろうって」。アトリエにこもると7〜8時間描き続けることもある。「スポーツと違いますが、激しい精神運動でぐったりしますね」。また制作活動の傍ら、大学の子ども教育学科で「実践遊び学」や「造形表現活動」を教えている。「保育士や先生を目指す学生に、造形遊びの楽しさや自由な心の表現の素晴らしさを伝えたくて」。その思いから、展示会の最終日12日(土)には、子ども向けの工作ワークショップも開催(午前10時半〜、午後1時半〜。先着20人)。買い与えられたものでなく、自ら作ったもので遊ぶ。また遊び方も工夫する。「学生にも、自由に遊ぶ子どもを見て大事なことは何かを感じ取ってもらえれば」と話している。展示会の問合せは【電話】042・747・9563へ。
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源氏物語を知る4月18日 |
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