県道52号相模原町田の拡幅にともない、下溝に移転整備が進められてきた麻溝まちづくりセンター・麻溝公民館がこのほど完成し、2月12日(火)に開所を迎える。それに先立ち11日(月・祝)には、記念イベントと施設内覧会も催される。
当麻に位置する現在の公民館は、1979年建設。約40年を経て老朽化が顕著になっていたことに加え、県道52号の拡幅の計画もあり、2015年度に市から移転計画が立ち上がった。
その後、地域住民の代表らが「麻溝まちづくりセンター・公民館の移転に係る施設検討委員会」を設置。数回に及ぶ会議を経て、施設の機能・配置等の検討結果をまとめた報告書を市に提出した経緯がある。工事着工は2017年10月で、約1年半の期間を経て完成に至った。
料理実習室を新設
下溝594番地6に移転した新施設は、鉄筋コンクリート造りの2階建。敷地面積は現在より100平方メートルほど広がり2102・44平方メートル、延床面積は1490・78平方メートルになる。誰でも気軽に立ち寄ることができるロビー一体型の談話スペースを設けたほか、公民館に多目的室と料理実習室を新設。災害発生時の執務スペースや地域団体との打合せに活用できるミーティングルーム、太陽光発電システムも設置されている。
地域が主体
11日の記念イベントは午前10時45分から正午まで。相陽中学校吹奏楽部や、麻溝で活動する「琉球三線会」、詩吟「千清会」、マンドリンサークル「相模原悠湯合奏団」が出演し、会場を盛り上げる。合わせて施設内覧会も行われ、館区内のこどもたちが描いた共同作品の除幕式(午前10時15分〜25分)、麻溝公民館の記録写真等のパネル展示(午前10時45分〜午後2時)も予定される。
現在の施設は明日8日(金)で業務を終了。新たな公民館の利用申し込みは、市の施設予約申込みサイトで受け付けている。問合せは麻溝まちづくりセンター【電話】042・778・1006へ。
さがみはら南区版のローカルニュース最新6件
|
|
|
アレルギーの会が解散4月25日 |
水野さんが川柳講座4月25日 |
|