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さがみはら南区 社会

公開日:2019.05.23

名物ハンバーグ 宇宙到達
「ホリエモンロケット」搭載

  • 打ち上げ成功後、喜びを爆発させる吉田さん(左)と住村さん

  • ハンバーグを搭載したロケット

 とろけるハンバーグが、ついに宇宙へ飛び立った――。相模原名物料理グランプリなどを受賞した「とろけるハンバーグ」が4日、ホリエモンこと堀江貴文さん創業の宇宙ベンチャー・インターステラテクノロジズが打ち上げたロケットに搭載され、宇宙空間に到達した。同ロケット「MOMO3号機」(通称ホリエモンロケット)は、民間単独開発としては国内初の打ち上げ成功となり、相模原から歴史的な一歩に参加した形だ。

 同ハンバーグは飲食店を展開するグローズバル(吉田茂司代表)のオーナーシェフ・住村哲央さんが開発した看板メニュー。「相模原名物をロケットに載せる話題性で、相模原の名を全国に広めるきっかけになれば」と「ペイロードスポンサー」の契約を結び、今回の実験に参加した。

 打ち上げは北海道大樹町の射場で実施。吉田さんと住村さんは予定日前日の4月29日に現地入りしその時を待った。機体の不具合や強風の影響で順延が重なり迎えた5月4日の早朝5時45分、ついに打ち上げに成功。ロケットは4分ほどで最大高度113・4Kmに達し、高度100Km以上の宇宙空間到達を果たした。関係者席からは歓声が上がり、涙しながら成功を喜ぶ人の姿も。吉田さんは「宇宙のロマンを応援したいという思いだったが自分ごととして体験でき誇らしい。今後も協力していきたい」と話した。

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