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田名に大型物流施設 来年8月完成 公共利用も

経済

掲載号:2020年2月27日号

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「GLP ALFALINK 相模原」全5棟完成イメージ
「GLP ALFALINK 相模原」全5棟完成イメージ

 物流施設の開発などを行う日本GLP(本社:東京都港区/帖佐義之代表取締役社長)は10日、中央区田名に建設予定の多機能型物流施設「GLP ALFALINK 相模原I」の記者会見および起工式を行った。来年8月には日本最大級の物流施設の一部が開業する予定だ。

 「GLP ALFALINK 相模原」は総敷地面積約30万平方メートル。2024年までに全5棟を建設予定で、総延床面積は約65万平方メートル、総開発費用は約1400億円。「創造連鎖する物流プラットホーム」をコンセプトに日本GLPが発表した新ブランド「ALFALINK」の第1号施設として建設される。今回、その中で最大となる「GLP ALFALINK 相模原I」の起工式が行われた。

 「I」の敷地面積は約13万7000平方メートル。地上6階建て鉄筋コンクリート造で、延床面積約30万6000平方メートル。設計施工は竹中工務店が行う。施設の最上階6階部分はトラックターミナル仕様になっており、佐川急便および西濃運輸の入居が既に決定している。施設内にターミナルを設けることで出荷や集荷の効率が大幅に向上し、集荷の締め切り時間延長も可能になると想定。加えて、物流業界の課題でもあるトラックの積載効率の改善や配送距離の短縮による環境負荷の低減にも期待が寄せられている。帖佐社長は会見で「物流施設は時代の変化とともにその内容を変えてきた。閉鎖的なイメージから地域にも幅広く利用してもらえる公共性を持った施設にしたい」と述べた。

ギオンも拠点に

 同施設には地元のギオン(中央区南橋本/祇園義久代表取締役会長兼社長)も入居を決めた。同社が入居するのは施設1階の冷凍冷蔵設備を備えた倉庫スペース。昨今の食生活の多様化やライフスタイルの変化を背景に需要が高まっているコールドチェーン物流に対応するために設けられた設備で、冷凍・冷蔵・常温の3温度帯に対応している。祇園会長は「私たちは相模原市で生まれて育った企業。今後も本業の物流事業で地元に貢献していきたい。食品流通で重要となる3温度帯の施設に入居することができて感謝している」と語った。

公園などを開放

 同時に建設される共用棟「リング」には施設内で働く人のための託児所やカフェ、フィットネスジム、コンビニなどが入店予定で、近隣住民も利用できる公園の整備も計画されている。帖佐社長は「施設関係者だけでなく地域の人にも活用してほしい」と話している。

記者会見終了後、笑顔の関係者(中央右・帖佐社長、中央左・祇園会長)
記者会見終了後、笑顔の関係者(中央右・帖佐社長、中央左・祇園会長)

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